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ザ・スーパー・ポップ宣言

U.S.BDG究極LP5

U.S.BDG 究極のLPコレクション - ソロ編(2)


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マニアック甘茶ソウル@YOU TUBE


【 U.S.BDG 究極のLPコレクション - ソロ編 】

(甘茶偏差値65以上)
(甘茶偏差値61以上)
(甘茶偏差値60)

13.ROGER HATCHER / R & BETTER (GUINNESS 36033)'77



「WE GONNA MAKE IT」での甲高い声でのディープ唱法が印象的なロジャー・ハッチャーのギネスでの希少アルバム。彼の癖の強い歌声が万人受けするとはとても思えないし、中にもこれといった目玉曲がある訳でもないので、お世辞にも内容的に優れているとは言い難い。

A1は軽快なテンポだけど凡庸なミディアム。A2はまずまず聴き易いスロウだけど、聴き易いという以上の褒め言葉が出てこない。A3は暗めのミディアム。A4も聴き易いスロウで、こちらは幾分キャッチー。ただし奥深い、味わい深いとは言い難い内容。A5は暗いスロウ。

B1はのんびりと牧歌的雰囲気の漂う曲。個人的に肌に合わないけど出来はまずまずかと。B2は大掛かりな雰囲気のスロウでメロディも良いのだけれど、彼の声質が中途半端だからか感動もいま一つで偏差値は58程度。B3はタイトルにカンフーと入っているなりの中華風アップ。B4は暗めのファンキー・インスト。B5はJAMES BROWN風の暑苦しいファンク。なかなか型にはまっていて、これならJB好きな人なら楽しめそう。

A1 Sleepin' On The Job
A2 You Must Have Come From Heaven
A3 Let Your Love Shine On Me
A4 Daylight Savings Time
A5 I'm A Junkie For Your Love
B1 Your Love Is A Masterpiece
B2 All My Love
B3 Kung Fu And You Too
B4 Struttin'
B5 My Thang

14.LARRY HANCOCK / BORDERLINE (フランスDESSCA 682 66 522)



甘茶ソウルファン、いやソウルファンにとって伝説の映像として知られる、あの「COME BACK HOME」の熱唱で有名なTRUTHに在籍していたことで知られる、ラリー・ハンコックのソロ・アルバム。そんな背景があるから思わず期待して聴いてみたんだけど、結果は大ハズレ。これはソウルではなく、ブラック・コンテンポラリーとか80'S R&Bとか呼ばれる類の音楽ですね。私がそれらの音楽に対し持つ嫌悪の要因の全てが詰まったアルバムという感じで通して聴くのがツライ。特に女性シンガーとのデュエットである2なんかはディズニー映画の安っぽい感情ゴリ押しの主題歌を聴かされているようで萎え・・・。基本的に私がソウルに求めるものは皆無に等しい内容だけど、強いて挙げればCD化に際して追加された11の熱唱に僅かにソウルっぽさを感じさせられるかな。(偏差値60以上は有りません。)

1 Borderline
2 Time Out For Love / Duet With Alphie
3 Too Much
4 After All This Time
5 Sweet Hard Work
6 Sweet Persuation
7 I Can Fly
8 Outside Looking In (Duet With Lisa Capitanelli)
9 A Universal Language
10 Celebrate Love
11 We Never Called It Love (CD BONUS TRUCK)

15.CHARLIE JONES / EVERYBODY'S BUSINESS IS NOBODY'S BUSINESS (ASKIA 2447)



究コレの解説を見ると既存のアルバムの別録音かつオリジナル盤だということで選出されているようですね。従って中身よりもその希少性に焦点を当てたようで、将にその通り、特にどうってことのない内容のアルバムでした。A1、A3、B3はクセの無い軽めのミディアム。A2、B2はのんびりムードのスロウ。B1はファルセットを交えた甘めのスロウ。聴き易い内容だけどその分「コレ!」という魅力に欠ける。最後のB4は甘めのスロウ。アルバム中唯一メロディにキャッチーさがある感じだけど別にどうってことのない出来でした。(偏差値60以上は有りません。)

A1.Everybody's Business Is Nobody's Business
A2.Woo Baby You're So Sweet
A3.I Feel Like Humming
A4.Paradoxes Is Confusing Me
B1.She's A Right On Girl
B2.Troubles Is Troubling Me
B3.I Love Him
B4.Just A Smile

16.VAN JONES / TIME HAS MADE ME NEW (IMPULSE RECORDS VJ004)'81

VAN JONES.jpg

ヴァージニアのシンガーの81年のソロ名義作品。甘茶ソウルは2曲あり、そのうちの1曲が秀逸なので甘茶ファンにはオススメです。

1はCHICそっくりの鋭利なディスコサウンド。NILE RODGERS風なギターカッティング、歯切れのいい女性コーラスと将にシックな内容で出来もイイ。男性ヴォーカルは無く、唯一MICHAEL JACKSON風な雄たけびが入っている。2はピアノを中心とした静かなサウンドをバックに女性コーラスを伴った甘い淡白なスロウ。VAN JONESがファルセットでソフトに歌います。彼の癖の無いハイテナー/ファルセット、女性コーラスはいまひとつ魅力、引っ掛かりに欠けて残念。

3もシック調アップですが出来はいまいち。4はVAN JONESのハイテナー入りのディスコで出来はまずまず。曲名はDISCOとTHIS GOをかけているようです。5は暗めのアップでいまいち。6は甘いスロウでアルバムタイトル曲だけあって出来がいい。メロディもキャッチーだしVAN JONESのファルセットも色っぽくてイイ。女性コーラスのタイトルのリフレインも分かりやすいネ。途中で女性の語りが入ったりと作りも凝っていて、これは甘茶ソウル名曲と言えるでしょう。

7もVAN JONESのハイテナー入りのディスコ。女性コーラスの明るく快活なコーラスがイイ感じですがリードが弱く惜しい内容。8はゆったりとしたファルセット・ディスコ。ヴォーカルに迫力が無くいまいちインパクトに欠けますが、こういうの好きな人には意外と評価が高いかも。

1. Not About That (Show Me Some Respect)(ディスコ偏差値62)
2. Take To The Light And Wind(甘茶偏差値61)
3. Say Ow Ow Ow
4. Let's Go "This Go"
5. Shake Your Cheeks To The Beat
6. Time Has Made Me New(甘茶偏差値64)
7. She's A Ffff (Fine Foxy Freakie And Fat)
8. Loving And Hugging

17.JUNIOR SOUL / STORY BOOK CHILDREN (2M 8801)



ジャマイカ出身のレゲエシンガーがソウルを録音してみましたって感じのアルバム。2000年ごろに1曲プラスしてCDで再発されているようですね。このジュニア・ソウルという人は「YOU KEEP ME HANGING ON」という素晴らしい甘茶ソウルのラバーズ・ロック・カバーも当ブログで取り上げています。FEATURING BETTY RICHARDSON , DEAN FRAZERともクレジットされていて、女性シンガーとのデュエット曲やジャマイカの有名なサックス奏者によるインスト曲などが複数収録されている。それと安易なヒット曲カバーも複数収録されています。A3がKRIS KRISTOFFERSON、A4がCURTIS MAYFIELD、B1がCHARLES JONES、B2がBEN E. KINGとのこと。A2も聞き覚えあるなあと思ったら、これは「NOTATIONS / I'VE BEEN TRYING」のカバーですね。しかし、かつてはレア高値盤として持て囃されたであろうお皿だけど、仮にこれだけの前情報があっても尚高値を出してでも入手したいと思う人がいたんでしょうかねえ(笑)。

出来の方ですが、全曲甘い雰囲気でどちらかと言えば和める内容なんだけど、特別素晴らしい内容という程でもなく中途半端な印象。1回聴いて終わり、、、って感じの人も多かったのでは?強いてオススメ曲を選ぶとすればベタだけど、「Stand By Me」のカバーですかねえ。適度にアレンジを加えた和める内容で、この曲好きな人なら一聴の価値はあるかも。しかし、どうせなら全曲ラバーズ・ロックでやって欲しかったな。

A1.Ain't Understanding Mellow
A2.Keep On Trying
A3.Help Me Make It Through The Night
A4.Through The Night
B1.The Girl In His Mind
B2.Stand By Me
B3.Storybook Children
B4.Let The Children Play

18.JIMMY JULES AND THE NUCLEAR SOUL SYSTEM WITH JACKIE SPENCER / XMAS DONE GOT FUNKY (JIM GEM 1001)



究コレの紹介文は「どサザン」とのこと。A面のヴォーカルがJIMMY JULESという男性で、B面のヴォーカルがJACKIE SPENCERという女性となっています。A1は暗く重たいミディアムテンポのファンキーソウルで個人的嗜好の範囲外。それに比べればA2はまずまず洗練された明るめのソウルでモダン偏差値59といったところ。A3も歌詞にクリスマスと出てくるけど暗い雰囲気のソウル。かなり技巧的に歌われてるけど空回りしてる感じ。A4はミディアムテンポの暗めのファンキーインスト。B面はディープ風味の女性ヴォーカル。B1は暗めのソウル。B2は更に暗めのソウルで共に魅力薄。B3は少しメロディアスだけどやはり暗いディープソウルで特に魅力は感じられませんでした。(偏差値60以上は有りません。)

A1 XMAS DONE GOT FUNKY
A2 THE NEW YEAR
A3 IT'S IMPOSSIBLE
A4 COME AND GET YOUR GIFT
B1 TIME'S MOVING ON
B2 THE MACARONI MAN
B3 TOO MANY HORSES

19.SLEEPY KING / PUSHING YOUR LUCK (AWAKE 777)



20.BALFORD LINDSAY / MEMORIES OF HER LOVE (カナダR.T.C. 010)



究コレの解説によると「カナディアン・ディープ・ソウル」でZ.Z.HILLの曲を多くカバーしているとのこと。と言っても実際に聴いてみると塩辛い曲は皆無で、かなり軽めの唱法&声質で、良く言えば聴き易い悪く言えば凡庸で引っ掛かりの無い魅力に乏しいシンガーって感じ。1は甘めのバラードでメロディも良く出来ていて甘茶ソウルと言ってもいい内容だけど、ちょっとポピュラー色が強くボーカルも魅力薄で偏差値は58ってところ。2、3、7も同様の甘めのスロウで悪くは無いが特別良くも無い。4、6、8、9は牧歌的でサザンソウルといった雰囲気。5はTEMPTATIONSの大ヒット曲とManhattansもやっている「Then You Can Tell Me Goodbye」のカバー・メドレー。10はBEN E.KINGのタイトル曲と「STAND BY ME」とのレゲエ・カバー・メドレー。この辺りの選曲センスがこのアルバムのぬるま湯加減をよく表しているって感じです。(偏差値60以上は有りません。)

1 Memories Of Her Love(甘茶)
2 Love Me Now(スロウ)
3 Please Don't Make Me Do (Something Bad To You)(スロウ)
4 Something Good Is Going On(サザン)
5 My Girl(カバー・メドレー)
6 Hell Yes I Cheated(サザン)
7 Glad You Came My Way(スロウ)
8 Chained To Your Love(サザン)
9 Love Vibration(サザン)
10 Don't Play That Song(レゲエ)

21.CECIL LYDE / STONE FREE (ALADDIN WEST 92048)



「I'LL MAKE IT ON MY OWN」が軽快なモダンソウルとして人気なシンガーのアルバム。これは期待できるか?と思って聴いたら結果はハズレ。この究コレのコーナーは駄盤が多いが、中には1曲ぐらいは聴かせ所があったりするものだけれど、このアルバムは見事に全曲が駄曲という、、、。1、3、5、6、8は中途半端だったり魅力薄だったりなファンク系。2はいまいち垢抜けない明るめのミディアム。甘めのスロウの4もまとまりに欠ける内容。7はこのアルバムの中では比較的よく出来た(あくまで比較的ね)甘めのスロウだけど、わざわざ「YOU TUBE」で検索して聴くほどの価値も無い程度。

1.Stone Free (Freak With Me)
2.I'm So Glad I Found Your Love
3.More Love
4.Is That The Way To Your Heart?
5.Money's Funny
6.Keep Dancin
7.Million Dollar Love
8.Funk Is Here To Stay

22.PERRY MA'MON / STAY SUNSHINE (MMI 974)'83



究コレ解説によるとシカゴのシンガーとのこと。テナー歌手で時折ファルセットを交える感じなのでバラードにおいてはかなり甘い雰囲気が出ててイイ。A1はまずまず軽快な明るめのミディアム。A2はゆったりとした甘めのバラード。ファルセット・コーラスも入って一応甘茶ソウルと言っていい内容。なかなかいい感じだけどメロディは魅力不足で偏差値は59ぐらい。B1も軽快な明るめのミディアムで好印象だけどキャッチーさに欠ける。

B2はBOBBY WOMACKのヒット曲のカバー。O.V.WRIGHT、ARETHA FRANKLIN、DRAMATICSなどもやってますね。歓声が入っててライブ風に聞こえるけど、こんなマイナーな歌手にしては歓声が過ぎる感じなので擬似ライブ仕立てなのかも知れません。ゆったりとした曲調でキャッチーなメロディを持った甘いバラードなので良いのは当然なのですが、諸先輩方と違うのはファルセットぎみに甘く歌われている所。これが意外にも相性抜群でイイ!ファルセット・コーラスをバックに語りや絶唱も交え、ディープソウル名曲が濃い目の甘茶ソウルへと華麗に変身って感じ。そして前述の歓声も効果的に機能し曲の盛り上がりに貢献している感じです。甘茶好きなら一聴の価値はあるでしょう。

A1 Stay Sunshine
A2 Don't Make Me Go My Love(甘茶)
B1 Step By Step
B2 That's The Way I Fell About Cha(甘茶偏差値64)

23.CARL MARSHALL AND THE S.D.'S / I'LL GIVE MY HEART TO YOU (CHANTILLY 4306)'80



究コレのコメントで言及されている「YOUR WOMAN REALLY TURNS ME ON (T-JAYE 775)'79」(リンク先にMP3有り)がなかなかのバラードなので、この出来を期待して聴くとちょっとガッカリしちゃうような出来のアルバム。A1はギターのうるさいディスコ、A2はシンセ風味のディスコで共に並の出来。A3はドラムやベースの入らないもの静かな甘めのスロウ。安っぽいシンセがずっと鳴りっ放しなうえ、リード、メロディともに魅力薄でやはり並の出来。A4はなんか暗いどうでもいい曲。ゆったりしたファンクなのかな。B1、B2は共に暗めの並ディスコ。B3は冷ややかなシンセが鳴り渡る静かなスロウ。淡白な雰囲気で聴き易く、悪い内容ではないんだけど全体に漂う安物感が残念。B4はひたすらどうでもいい中途半端な内容のファンク。こういう曲を作って入れる意図がさっぱり分からない。(偏差値60以上は有りません。)

A1 Here To Make You Dance
A2 Come Groove With Me
A3 I'll Give My Heart To You
A4 Funky Judge
B1 Crazy
B2 Satispy
B3 Since I Met You
B4 Static

24.MAURICE MASSIAH / SEVENTH HEAVEN (カナダOUALITY 1004)'82



A1はCHICのようなタイトなアップでまずまずの出来。A2は「Bobby Caldwell / Come To Me」のような感じのポピュラー色の濃いバラード。ソウルとしてはかなり物足りないが出来は悪くない。B3は高沢氏が「個人的に大好きなモダンソウル」と言及している曲。暗めのメロディにやはりCHICっぽいタイトなサウンド。安っぽいシンセ音が耳障りだけど緊張感のあるヴォーカルワークはなかなかのもの。それ以外は暗めのアップのA3、A4などコメントするのも嫌になるようなどうでもいい内容、出来の曲が多い。特に80年代ものが苦手な私のような者には苦痛以外の何物でもない。所謂70年代ソウル的要素は皆無に等しい作品なのでご注意を。

A1 We Can Go To Your House
A2 My First Time In Love
A3 I Want A Woman Like My Daddy Had
A4 Won't You Gimme Some Of Your Lovin'
A5 How Long
B1 Seventh Heaven
B2 When I'm Living Your World
B3 50/50 Love (モダンソウル)
B4 Just One Night
B5 We're Dancin' To The Beat

25.VAN MCCOY & FRIENDS / DANCIN' (SSS 33)'76



究コレ・ソロ編の中で甘茶ソウルファンに一番馴染みがあるのが、このヴァン・マッコイでしょう。タイトルから想像出来る通り、彼と彼と交友関係にある者との作品が収録されているようです。A1,A2,A3,B5は彼らしい明るく平和な雰囲気漂うインストナンバー。なかなかいい感じだけど、まあ所詮インストってことで何度も聴きたいとは思わないかな。A4はまずまずのディスコ系アップ。南部っぽい温かみのある雰囲気のA5はヴォーカルもサムクック系のサザン/ディープソウル風でまずまずの出来。

B1も同じヴォーカルと思われるまずまずのミディアム。B2は彼自身がプロデュースした「PRESIDENTS / 5-10-15-20」に似たイントロを持つヤング・ソウル。瑞々しさと甘酸っぱい雰囲気に魅力のある甘茶ソウルで、歌っているのは彼自身と思われます。「YOU TUBE」で聴けます。B4はタンバリン入りの溌剌としたモータウン風のトラックもメロディに魅力なし。

A1 Sweet And Easy
A2 If I Could Make You Mine
A3 The Generation Gap
A4 Help Is On The Way
A5 What Kind Of A Man
B1 The Woman Who Made Me A Man
B2 Just Another Dress Rehearsal (甘茶偏差値62)
B3 With All My Heart
B4 Ain't Got No Love
B5 Back Trackin'

26.MIGHTY POPE / THE MIGHTY POPE (RCA 10257)'77

mighty pope.jpg

ジャマイカ生まれカナダ在住の黒人シンガー、マイティ・ポープのカナダのみで発売された1STアルバム。聞き覚えのある曲が多く半数以上がカバー曲なんじゃないかと思いますが、それでも彼の魅力ある歌声と良質な楽曲ゆえ人気のアルバムとなっています。究コレのコーナーに入っていますが、これはU.S.BDG本編で取り上げられていてもおかしくないぐらいの素晴らしい出来ですね。

A1は山下達郎が3度もオンエアしたモダンソウル・クラシック。溌剌としたヴォーカルがミディアム・リズムに乗って気持ち良さそうです。A2はREAL THINGのカバーだけど、このカバーはいまいち。A4はA1にも増して明朗、溌剌としたヴォーカルに魅力のある曲。伸びのある歌声にサビの盛り上がりも良い。SAM DEES作でオリジナルはBEN E.KINGみたいですね。

B1は75年のJESSE JAMESのしっとりと落ち着いたモダン名曲のカバー。これも曲がいいよね。H.B.BARNUM作ということで納得だけど、出来は甲乙つけ難い。B4はジャマイカの先輩、JIMMY CLIFFの世界的ヒット曲のカバーだけど出来はいまいち。B5はTAVARESもやっていた曲のカバーで、まずまずの内容。

A1 HEAVEN ON THE SEVENTH FLOOR(モダン偏差値64)
A2 CAN'T GET BY WITHOUT YOU
A3 RESCUE ME
A4 TOWER OF STRENGTH(モダン偏差値68)
A5 WHATEVER GOES AROUND
B1 IF YOU WANT A LOVE AFFAIR(モダン偏差値64)
B2 LOVE ON A DISCO FLOOR
B3 TELEPHONE LOVERS
B4 MANY RIVERS TO CROSS
B5 IF THAT'S THE WAY YOU WANT IT(偏差値61)



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